一、概要
現在、真に代表的な地下水サンプル、及び揮発性有機物を含む地下水サンプルを得ることは地下水サンプリングにおいて依然として難題である。HB-D18型ガス制御式定深サンプラは浮遊する油及びその他の物質の下から代表的な地下水サンプルを採取することができ、本サンプラが設定した範囲内で、任意の深さの地下水サンプルを採取することができる。坑内の異なる深さの水は垂直混合が小さいため、1つの深さから直接サンプリングし、この深さ含水層zuiの代表的なサンプルを採取することができる。
二、計器の構造原理
1.機器構造原理
HB-D18型ガス制御式定深サンプラはステンレスサンプリング容器、ナイロンパイプライン、パイプラインリール(ウインチ)、手動気圧ポンプまたは窒素ボンベ、吸気/排気バルブから構成される。図1参照。
ステンレスサンプリング容器の構造を図2に示す。
図2.HB-D18ガス制御式地下水定深サンプラ
サンプリング容器は主に上継手1.底逆止弁3.ガイドプレート5.サンプリング筒9.フロート弁11.ガス充填ライン継手などからなる。
試料採取器が坑内に入る前に、試料採取器が坑内に所定の深さに達していないときに水に入るのを防ぐために、高圧手動ポンプまたは窒素ボンベを用いて空気を充填するのが動作原理である。必要な深さに達したら、ゆっくりとガスを放出し、水柱の静水圧によってサンプリング領域の水はサンプリング器に満たされる。サンプリングチューブ内にフロート逆止弁があり、水が満たされるとフロート逆止弁が閉じ、水がパイプラインに入るのを防止する。
2.計器パラメータ
1)zui大サンプリング深さ
手動ポンプで空気を入れた場合、水中100 M、窒素ボンベ式は水中300 Mまで到達できる
2)サンプリング容量1 L/回〜5 L/回。
3)サンプラー外径50 mm〜80 mm。